ロバート・モーグ

はいはい、モーグ博士ですけども。死んだ今だから言えるけどさ、なんであんなにテクノポップ信者って気持ち悪いのかねえ？だってさ！だってさ！この間ね、クラフトワークのコンサート行ったのね。開演前に気持ちよく「今日は何やるのかしら？あのロボット４体はでてくるのかな？」とか想像しながらビアーをかっくらって、いい気持ちでいたのね。そんな時にだよ、いきなり肩をポンポンとされて話しかけられたわけさ客に。あーこれはと、「博士ですか？握手してください」のいつもパターンだと、そう思ったのもつかの間ですよ？「携帯持ってますか？出来れば電源切ってもらいたいんですけど。」だって。まぁ、こっちも頼まれたら断れない性格ですし？切るのはかまわないんですけど、一応理由聞いたのよね。そしたら！そしたら！「録音機材にノイズが混ざるので。」だって！なんだそれ！なんだそれ！録音機材持ち込むの前提かいと！録音して家で聞くの前提かいと！その為に本物が目の前にいるのに物音一つ立てないように静かにライブを凝視かいと！気持ちの昂ぶりを抑えて録音を気にして本物目の前にして録音がそんなに大事かいと！ライブを楽しもうという気は無いのかと！オレは言いたかったよ！あんな機械さえ私が生み出さなければ…！と思うと、死んでも死にきれないよ。